ちょっとむずかしく感じたかも だけれど、大丈夫。これからわかりやすくお伝えしていくので安心してくださいね。
それでは、くわしく見ていきましょう(^^♪
温度設定には2種類の設定方法があります。それぞれ名前(呼び方)があります。最初にするのが『設定温度(せっていおんど)』。後からするのが『焼成温度(しょうせいおんど)』と、言います。
どうして、10ど 高くするの?
そうだね。ちゃんと理由があるので説明します。
実際に生地を焼くとき、オーブンの中に生地を入れて焼きます。そのとき、オーブンの扉を開けることで、オーブンの中の熱が外に逃げていってしまいます。これは、どうしても避けることができません。そのため、あらかじめ温度が下がることを予想しておきます。その対策として、設定温度は焼成温度よりも10℃高く(*火の強さを1つ上)に設定することにしています。
*焼成温度のことは第⑧回で話をしていきます。
それじゃ、*火の強さって どういうこと?
そうだね。せっかく質問してくれたけれど、火の強さのことについては、今は気にしなくても大丈夫です。火にも強さがあるんだなーっていうくらいで受け止めておいてください。
・・・でも、ちょっとだけ解説します。
オーブンの機能の一つに 上火(うわび)下火(したび)というモノがあります。それぞれ火の強さを3段階に調整することができます。内訳は「強火」「弱火」「極弱火」と、あります。生地を焼くときは、温度と火の強弱を調整しながら焼き上げていきます。この調整がおいしい生地を焼きあげるために大切なポイントになってきます。
さて、焼成温度と設定温度の違いがつかめてきたところで 本題に戻ります。
温度設定には2種類の設定方法があるとお伝えしました。今回は、その中から『設定温度』のことについて解説していきます(^^♪。
まず、オーブンの電源ボタンを押しました。オーブンの電源が入ったら 次は、オーブンの温度を『設定温度』に設定していきます。
“設定”の”せってい”でヤヤコシや…ですけど、ついてきてくださいね。
見つけたら そこに書いてある設定温度(数字)が何度(℃)になっているのかを確認します。
温度を上げるボタン(▲)を押すと液晶パネルに表示されている数字(温度)が上がっていきます。設定温度と同じ温度(数字)になるまでボタンを押して 温度を上げてください。
レシピに書いてある設定温度と液晶パネルの数字(温度)が同じになっていることを確認したら、設定温度の設定は これでおわりです。
(* ̄- ̄)?
せってい…おんど…の…せってい…をするんだね。
そうだね。
難しく感じるかもしれないけれど、繰り返し これから 何度も出てくる言葉です。だんだんと 言葉も 言葉の意味も 分かるようになってくるので、少しずつ慣れていきましょう。
今日のまとめ
次回は、焼成時間(しょうせいじかん)について学んでいきます(^^♪