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【アイスボックスクッキー】完全解説|アーモンドプードルなし|レシピと作り方|お菓子生地基本編3

記事内に商品プロモーションを含む場合があります
ツキケキサン

基本(きほん)生地 講座の第3回目です。

🏳‍🌈今回の目的は?

アイスボックスクッキー作りを通じて

『最初から最後まで、手で作るお菓子生地作り』

について学んでいきます。

ツキケキサン

📝レシピはこちら

◆レシピ利用についての詳しい注意書きはこちらをご確認ください。

レシピを手元に置きながら記事を読むと全体の流れをつかみやすくなります。

動画も見たり、メモを取りながらご自身の使いやすいカタチ、活用しやすいカタチに していっていただけたらと思います。

ツキケキサン

今回も、私、ツキケキサンの作り方をそのまま解説していきます。

それでは、はじめていきましょう(^^♪ 

🌕🍰/ 

この記事の目次
  1. 1.ざいりょうを揃える
  2. 2.どうぐを準備する
  3. 3.ざいりょうをはかる(計量する)
  4. 4.アイスボックスクッキー生地をつくる
  5. ※生地を冷凍庫に入れる所まで できたら、ここから先の工程は翌日に持ち越しましょう
  6. 5.生地を焼く
  7. できあがりーーーー!!
  8. 今日の まとめ です
  9. あとがき

1.ざいりょうを揃える

必要な|ざいりょう|を見ていきましょう。

アイスボックスクッキー生地|プレーン|のざいりょう

無塩バター(むえんばたー)
発酵バター(はっこうばたー)
上白糖(じょうはくとう)
塩 (しお)
卵(たまご)
メープルシロップ(めーぷるしろっぷ)
薄力粉(はくりきこ)
強力粉(きょうりきこ)※*うち粉用です。

アイスボックスクッキー生地をつくるのに必要な材料はこれで全部です。

発酵バターがないときは無塩バターだけで作ってもOKです。

節約したいときはメープルシロップを抜いてください。メープルシロップが入っていなくても作ることは出来ます。味は変わりませんが、風味が変ってきます。メープルシロップを入れないことで工程が一つ減るので、作ることに慣れてきてから入れるようにしていくのも良いと思います。

『コツ』の話|バターのこと少し説明します。

無塩バターは塩が入っていないバターのことです。スーパーなどで手に入ります。売っている売り場は、チーズが並んでいるコーナーや生クリームが売られているコーナーの近くにおいてあることが多いです。探してみてください。無塩バターのほかにも、はっこうばたー(発酵バター)や、ゆうえんばたー(有塩バター)と書いてあるバターもあります、よーく商品のラベルを見て👀ください。商品パッケージの裏側を見ると、バターをつくるときに使っているげんざいりょう(原材料)のことも書いてあります。それを見て確認するとまちがえずに探すことが出来ます。

『コツ』の話|*うち粉って何?

強力粉のことです。

うち粉として使います。うち粉を使う目的は、アイスボックスクッキーの生地を丸い筒型に成形していく工程があります。そのときに、生地に直接手でさわると、手に生地がくっついてしまいます。それを防ぐために使います。うち粉の使い方は、手の平と生地の表面、作業台の表面に軽くつけて使います。これを、うち粉をうつといいます。このうち粉は強力粉として売っています。薄力粉の売っている場所と同じ棚に並んで売っています。探してみてくださいね。

2.どうぐを準備する

順番に見ていきましょう(^^♪

  • 計量器(けいりょうき)
  • お家にあるスプーン
  • 粉ぶるい(こなぶるい)
  • ホイッパー
  • ゴムベラ
  • *カード
  • サランラップ
  • クッキングシート
  • オーブン機能付き電子レンジ
  • 包丁
  • ステンレスボール
  • お家にある食器

『コツ』の話|*カードって何?

大きさが通帳くらいのサイズで薄い板みたいな道具です。

主な使い方は、

  1. できあがった生地をステンレスボウルから取り出すときに使ったり
  2. 鉄板に流した生地をきれいにならすときに使ったり
  3. クッキー生地を適当な大きさにカットするときに使います。

このカードは、100円ショップでも手に入ります。

カードはいろいろな呼び方があるので紹介しておきます。スケッパー、スクレーパーなどがあります。素材や形が違うと名前も変わるみたいですね。

ちなみに、私(ツキケキ)は カード って呼んでいます。

3.ざいりょうをはかる(計量する)

順番に見ていきましょう(^^♪

はじめに、材料をはかる上での注意点を伝えておきます。それは、レシピに書いてあるグラム数(必要なざいりょうの量)通りに計ってください。

ぱん

えっ、グラムすう?どおり…って…?

レシピに書いてある数字と同じ量(グラム数)を計量器を使って、はかってねってことです。

つまり、きっちりはかるってことです

ぱん

えっ、ちょっと、、めんどくさくないかな。。。

はい。めんどくさい。です…ね.(._.)。

本当にここ、めんどうで、たいへんなんですが、お菓子生地作りはこういうモノなんだ。と、わり切って受けとめてください。

こういうのは、最初が肝心です。「きっちりはかる」を最初のうちに普通のこと(

あたりまえ~♫ あたりまえ~♫ ・・・に してしまいましょう(^^♪

それでは、レシピを見て、計量器を使って、アイスボックスクッキー生地を作るために必要な|ざいりょう|をはかっていきましょう。

『コツ』の話|計量器って?なんだ?

計量器(けいりょうき)…は、アイスボックスクッキー生地を作るために使う材料を、必要な分量だけ はかることができる 専用のどうぐのことです。

『コツ』の話|はかりおわった 材料はどうするの?

はかり おわった 材料には、ラップを軽くかぶせておいてください。これは、袋などから取り出した材料が乾燥したりしないように できる範囲の中で気をつけてあげると、使う直前まで、材料をおいしい状態(鮮度)を保つことができます。 また、残った材料は、もとの袋に戻して、袋に書いてある保管方法をみて 保管するようにしてください。

正しく材料を管理することは、おいしい お菓子生地を作ることに つながっていきます。

材料の扱い方も、少しずつ 少しずつ できるように なっていきましょう¡(・・)¡

『コツ』の話|粉をふるうって何?

アイスボックスクッキー生地を作るために使っている材料の一つに、薄力粉があります。この薄力粉は|ふるい| という専用の道具を使って、この薄力粉を「ふるう」という作業をします。この作業のことを「粉ふるい(粉をふるう)」と言っています。「粉ふるい」は、おいしいお菓子生地を作るために必要な『コツ』の一つです。

≪粉ふるい≫について詳しい解説は、こちらにまとめた記事を参考にしてみてください。

【#コツの話】粉ふるい、めんどう⁈意味あるの?なぜするの?理由は? これは、『2つ』理由があります 1つ目は、生地*と薄力粉を混ぜ合わすのが簡単になるからです *生地は、卵や砂糖を混ぜ...
【#コツの話】粉ふるいのやり方、薄力粉ふるいかた おはようございます ツキケキ です それでは、お菓子生地 作り の勉強 はじめていきましょう! 今日のテーマはこちら  ...
【#コツの話】粉ふるい選び方|茶こしで代用?ステンレス?木製?網目サイズ?メッシュ?って何 茶こしで代用はOKです。 ステンレス製タイプの『ふるい』は、100円ショップで手に入ります。大きさは直径15cm程度のモノをよ...
【#コツの話】粉ふるいの手入れは?どうしたらいい|目詰まり?洗わない?洗い方? 粉をふるうときに使う道具『粉ふるい』の手入れについて 《使う前》と《使った後》に分けて、見ていきましょう! 使う前 ...

について解説しています。興味のある方は是非こちらも参考にしてみてください。

4.アイスボックスクッキー生地をつくる

いよいよ作る工程です。順番に見ていきましょう(^^♪

アイスボックスクッキー生地って どうやってつくるの?生地ができるまでを見てみよう

ぜんぶで 7ステップ(step) あります。順番に見ていきましょう≪(・ω・)¡

step1 バターを使います
step2 塩と上白糖を使います
step3 卵を混ぜ合わす
step4 メープルシロップを混ぜ合わす
step5 生地と薄力粉を合わせる「粉合わせ」をしよう
step6 生地をラップに包んで冷蔵庫にいれて冷やす
step7 生地を分割して、成形して、冷凍(とう)庫に入れる
    一日置きます

今は 分からないところがあっても大丈夫です。これから一つずつ解説していきます。

それでは、順番にみていきましょう。

【step1】まずはバターを使います

順番に見ていきましょう(^^♪

  • まず、バターを軽くラップで包みます。
  • 手でギュっ、ギュッ、もんでください。
  • 粘土みたいに柔らかくなるまでもんでください。
  • 柔らかくなったら、ステンレスボウルに入れます。
ステンレスボウル

できましたか?

『コツ』の話|バターをやわらかくする方法ってどうやるの?

このバターを柔らかくする方法ですが、電子レンジで10秒ずつ温めながら、バターを少しずつ柔らかくしてもんでいく方法もあります。でも、気をつけてください!このやり方だと、バターが溶けて液体になってしまう事があります。

液体になってしまうと、もう元には戻せなくなります。

必ず10秒ずつ。ちょっとずつを守って柔らかくしていってください。

ちなみに私はバターを常温に置いておいて自然に柔らかくなるのを待つ方法でやっています。皆さんも慣れてきたらこの方法でやってみてもらえたらと思います。

  • 次はホイッパーを使います。
 ホイッパー
  • ホイッパーの握る部分を手でつかんで持ってください。
  • ホイッパーの先の丸くなっている所をバターに押し当てます。
  • ドアをノックするイメージで、トントントン♬とバターをさらに柔らかくしていきます。
  • だんだんと鳥のくちばしみたいに先がとんがってきます。
  • とんがってきたら、トントンするのを止めてください。
  • 次に、なめらかなクリーム状になるようにかき混ぜます。

できましたか?

このトントン。なかなか慣れるまで苦労するところです。

でも、

このやり方で バターをやわらかくする やり方だと、

子ども達が自分の力でつくることができます。

『コツ』の話|バターをやわらかくするときの「トントン」ってどうやるの?

泡立て器をまっすぐに立てて 片方の手で持ち手を軽く握ります。もう片方の手はボウルに添えます。あとは、泡立て器をそのまま、上下にトントン動かします。

この「トントン」をする目的は、バターの状態を調整することです。つまり、バターを扱いやすい硬さに調整するためにやっています。適度に柔らかくしておくことで、次の工程(かき混ぜる)が やりやすくなります。

この「トントン」以外のやり方でも、バターの状態を調整することができます。バターを常温に置いておいて自然に柔らかくしてみたり、電子レンジで10秒ずつ温めて柔らかくしてみたり。自分に合ったやり方を見つけてみてください。バター上手に扱えるように練習していきましょう!

次に進みましょう(; ・`д・´)。

【step2】塩 と 上白糖 を 使います

順番に見ていきましょう(^^♪

  • はじめに、柔らかくなったバターに塩を入れます。
  •  塩が見えなくなるまでかき混ぜてください。
  • 次に上白糖をすべて入れます。
  •  上白糖が見えなくなるまでかき混ぜてください。

できましたか?

  • 次はホイッパーを使って白っぽくなるまでしっかりとかき混ぜていきます。
  • 途中、バターがボールの周りについて混ぜにくくなってきます。
  • そのときは、ゴムベラを使ってバターを真ん中に戻してください。

皆さん、ここ、いちばん腕が疲れるところですが、なんとかのりきって いきましょう(; ・`д・´)¡

できましたか?

バター と 塩 と 上白糖 を加えてかき混ぜた(泡立てた)ものを

ここから『生地』と呼んでいきます。

≪ホイッパー≫についての詳しい解説はこちらの記事を参考にしてみてください。

【泡立て器の使い方】の#コツ 結論からいうと、泡立て器の使い方のコツは、持ち方と姿勢です。 正しい持ち方と良い姿勢を身につけると、泡立て器が上手に扱えるよ...

それでは、もう一つ『コツ』の話をしていきます。

『コツ』の話|塩 と 上白糖 を入れたら、「どれくらいになるまで」かき混ぜたらいいの?

結論から言うと、バターの色が白っぽい色になるまでかき混ぜる。です。

それでは、くわしく見ていきましょう≪(^^¡

まずは、バターの色を思い出してみましょう。みなさん、バターはどんな色をしていましたか?・・・・バターの色は黄色っぽい色をしています。 そこへ、塩と上白糖を入れて かき混ぜました。そうすることで、だんだんとバターの色が変わっていくんです。

それでは、バターの色がどんなふうに変わっていくのかを 見ていきましょう。

まず、最初 かき混ぜる前は、バターの色(黄色っぽい色)です。そこから、塩と上白糖を入れて かき混ぜていくと、うすい黄色 → 白っぽい色へと変わっていきます。 ここまでしっかりとかき混ぜることができたら完成です。

つぎは、「混ぜる」ことについての『コツ』の話をしていきます.(^^.

『コツ』の話|すり混ぜる(優しく混ぜ合わせる)と 泡立てる の違い?…バター と 塩 と 上白糖 を「うまく混ぜる方法」は?

まずは、すり混ぜる(優しく混ぜ合わせる) と 泡立てる、この2つの違いを知っていきましょう。

ここでは、

すり混ぜる と 泡立てる どちらの方が 状態の良い アイスボックスクッキー生地を 作ることができるのか? という見方でお話しをしていきます。

みなさんに、質問です。

すり混ぜる と 泡立てる どちらの方が、良い状態の生地が できあがると思いますか???

正解は、

泡立てながら作った生地です。

理由は、

泡立てながら作った生地は、バターと 塩と 上白糖が うまく混ざり合って できあがる生地だからです。

反対に、

すり混ぜて作った生地は、バターと 塩と 上白糖が うまく混ざり合わずに できあがる生地になってしまうので、泡立てながら作った生地と比べると、差がついてしまいます。

でも、

すり混ぜるやり方が間違っているわけではありません。

あくまでも、状態の良いアイスボックスクッキー生地を作る上で、どちらが良い状態の生地を作ることができるのか?…といった見方で 比べてみた場合の基準です。

余談にはなってしまいますが、スフレチーズケーキ や ガトーショコラを作るときは、ここで出てきた すり混ぜる 混ぜ方で作っていくんですよ。

ここからは、すり混ぜる 混ぜ方について、ちょっとみていきましょう(^^♪

すり混ぜる には、2通りの見方があります。

  • 一つ目は、ボウルの底をこする混ぜ方
  • 二つ目は、生地を優しく混ぜ合わせる混ぜ方

この二つに分けられます。

順番に見ていきましょう(^^♪

まず、一つ目 ボウルの底をこする混ぜ方。

これは、つまり、ガチャ ガチャ ガチャ ガチャ ガサ ガサ ガサ ガサ と、いった感じで 力任せに混ぜる とか とにかく思いっきり混ぜる がむしゃらに混ぜる と言い換えることができる 混ぜ方です。

これは、つまり、

‟混ぜる" ではなくて ボウルの底を ‟こすってる" になってしまってることが多いんです。

そのまま、かきまぜてしまうと、バターの色が真っ白になってしまいます。もし、真っ白になってしまっていたら、混ぜ方に原因があるかもしれません

次は、二つ目 生地を優しく混ぜ合わせる混ぜ方。について見ていきましょう。

これは、先ほどもお話しした、スフレチーズケーキ や ガトーショコラを作るときに使う混ぜ方です。

気をつけることは1つだけです。それは、材料と材料を自分の目でよく見ながら、泡立て器を使って材料同士を馴染(なじ)ませるように すり混ぜる(優しく混ぜ合わせる)だけです。

底をこする と 優しく混ぜ合わせる

どちらも同じ すり混ぜる ですが、見方は違っていましたね。

少し先の話にはなりますが、基本の4つの生地をマスターしたあとで出てくるのが応用生地です。ここでは、(すり混ぜる=優しく混ぜ合わせる)と(泡立てる)をうまく使い分けながら、生地を作っていきます。今は、へー そうなんだ くらいで大丈夫です。あたまの隅っこにおいといてください。

次に進みましょう(; ・`д・´)。

【step3】卵を混ぜ合わす

次はstep2で作った生地に、卵を混ぜ合わせていきます。

順番に見ていきましょう。

  • 卵は5回以上に分けて*加(くわ)えていきます。
  • ※*加えていくは、入れていくと同じような意味です。

なんで そんなこと わざわざするの?めんどくさくないの??

  • その理由は、
  • 生地と卵をだんだんと馴染(なじ)ませていくからです。
  • 生地と卵を少しずつ 馴染ませていくように 丁寧(ていねい)にかき混ぜていくと、生地と卵がうまく混ざりあって、一つの生地にむりなくまとまってくれるからです。

くわしい説明は、つぎの『コツ』の話のところで~♫

  • 卵がすべて混ざり合ったら、この工程はOK(おわり)です。

できましたか?

『コツ』の話|卵は5回に分けて加えるとお伝えしました。ここでは、①卵を5回に分けて生地に加えていくやり方は? ②実際の進め方はどうやるの? について くわしく説明していきます。

それでは、順番に見ていきましょう( ̄▽ ̄)¡

①卵を5回に分けて生地に加えていくやり方は?

結論から言うと、

5回に分けるというのは、計った卵の量を5等分するイメージでOKです。つまり、生地に卵を加えるとき、一度に加えていく量は5分の1の量の卵となります。

なんだか、ややこしくて難しい...と、なってはいませんか?

大丈夫です。

要するに、卵はちょっとずつ生地に入れていきましょうということなんです。

生地と卵を少しずつ馴染(なじ)ませていく。

ここがポイントなんです。

これを、生地の状態を見ながら加えていく。といいます。

お菓子生地を作るときは、生地の状態を見ながら作ることが大事なことなんだ。ということを おさえておいてください_(._.)_

それでは、実際の進め方をこまかく見ていきましょう≪(一一”)¡

②実際の進め方はどうやるの?

順番に見ていきましょう(^^♪

1回目 卵の5分の1の量を入れて生地と混ぜ合わせます。

卵が見えなくなったら2回目 卵の5分の1の量を入れて生地と混ぜ合わせます。

卵が見えなくなったら3回目 卵の5分の1の量を入れて生地と混ぜ合わせます。

卵が見えなくなったら4回目 卵の5分の1の量を入れて生地と混ぜ合わせます。

卵が見えなくなったら最後、5回目 残りの卵5分の1の量を入れて混ぜ合わせます。

そして、卵が見えなくなったら混ぜるのをやめてください。

いかがでしたか?

5回に分ける所を たくさん入れ過ぎてしまって、3回になってしまったり、4回になってしまったり。でも、 大丈夫です。少しずつ慣れていきましょう。

生地と卵を少しずつなじませていく。

ここがポイントなんです。

生地の中に卵を入れて、泡立て器で優しく混ぜて、少しずつ卵が生地と混ざり合って見えなくなっていく。これを、自分の目でしっかり見て、卵を入れるタイミングを判断していけるようになっていきましょう。

では、次に進みましょう(; ・`д・´)。

【step4】メープルシロップを混ぜ合わす

次はstep3で作った(卵を入れて混ぜ合わせた)生地に、メープルシロップを混ぜ合わせていきます。

メープルシロップを入れないときは??

この工程(step4)はとばしちゃって‟OK"です(^^♪

それでは、順番に見ていきましょう(^^♪

  • 生地にメープルシロップを加えて混ぜ合わせていきます。
  • メープルシロップは3回以上に分けて加えていきます。
  • 生地とメープルシロップをだんだんと馴染ませながらかき混ぜていくイメージです。
  • メープルシロップがすべて混ざり合ったら、この工程はOK(おわり)です。

できましたか?

たまごは5回以上…メープルシロップは3回 ???? …。なにか ちがいがあるのかな?

特に違いはないんだよ。

しいていうなら、入れる分量の多い少ないの違いで回数が変わってきます。

回数が違っていても、やっていることは同じだから、むずかしく考えなくて大丈夫だよ。

3回に分けて入れるやり方も、つぎの『コツ』の話のところで確認していきま~す♫

『コツ』の話|メープルシロップを3回に分けて入れるやり方は?どうするの?

順番に見ていきましょう(^^♪

1回目 メープルシロップの3分の1の量を入れて生地と混ぜ合わせます。

メープルシロップが見えなくなったら2回目 メープルシロップの3分の1の量を入れて生地と混ぜ合わせます。

メープルシロップが見えなくなったら最後、3回目 残りのメープルシロップ(3分の1の量)を入れて混ぜ合わせます。

そして、メープルシロップが見えなくなったら混ぜるのをやめてください。

3回に分ける所を たくさん入れ過ぎて2回になってしまったり。逆に、入れる量が少なくて4回以上になってしまったり…。でも、 大丈夫です。少しずつ慣れていきましょう。

生地とメープルシロップを少しずつなじませていく。

ここがポイントです。

いかがでしたか?

ポイントのおさらい

生地の中にメープルシロップを入れて、泡立て器で優しく混ぜて、メープルシロップが生地と混ざり合って見えなくなっていく。そうしたら、次のメープルシロップを加える。これを、自分の目でしっかり見て、タイミングを判断していけるようになっていきましょう。

では、次に進みましょう(; ・`д・´)。

【step5】生地と薄力粉を合わせる「粉合わせ」をしよう

まずは、粉合わせのおさらいから。粉合わせは、薄力粉をゴムベラなどを使って、生地と合わせていく工程のことです。

  ゴムベラ

どんなふうに粉合わせをするのか?一通りの流れを見ていきましょう(^^♪

  • まず、ふるった薄力粉を生地の表面が見えなくなるように振りかけていきます。
  • ※薄力粉は一気にすべて入れてしまってOKです。
  • 次に、薄力粉が見えなくなるまでゴムベラを使って、生地に合わせていきます。
  • 薄力粉が見えなくなるまで生地と合わせることができたら、できあがりです。

と、いった流れになります。

『コツ』の話|「粉合わせ」のコツ?

順番に見ていきましょう(^^♪

上手になるポイント① "練らない"こと!

粉合わせ 〇

粉練り  ✖

練りながら合わせると、良い生地ができなくなるので、きをつけてくだい。

上手になるポイント② 練らないためには、ゴムベラの"ココ"を使うこと!

ゴムベラの細い所を使って、薄力粉と生地を合わせていきます。これが 〇 です。

ゴムベラの平べったい所を使ってしまうと練ってしまいます。なので、これは  ✖ です。と、なります。

上手になるポイント③ 合わせ方の"コツ"!!

薄力粉の白い所をねらってゴムベラを動かします。

そうすると、薄力粉の白い粉が生地と合わさって、薄力粉がだんだんと 見えなくなって いきます。薄力粉が見えなくなったら、粉合わせは おわりです。

このとき、気をつけておきたいことが一つあります。それは、ボールの底に薄力粉がたまりやすいことです。ボウルの底を確認して、薄力粉が残っていたら、きれいに生地と合わせておきます。

これが、粉合わせの『コツ』です。

『コツ』の話|「粉合わせ」それでも、生地と薄力粉が混ざらない⁉ そんなときは どうすればいいの?

  • 結論から言うと、この場合に限って、ゴムベラの平べったい所を使います。
  • ただし、先ほどもお伝えしたとおり、練ってはいけません。
  • ゴムベラの平べったい所を使って、押していきます。
  • これは、つまり、合わせる。と、いうよりも 薄力粉をゴムベラで押しあてながら 生地と薄力粉をくっつけて合わせいく。そんなイメージです。
  • これで、残った薄力粉もすべて、きれいに生地と合わしきることができるので、やってみてください。

では、次に進みましょう(; ・`д・´)。

【step6】生地をラップに包んで冷蔵庫にいれて冷やす

混ぜて 合わせて できあがった生地を れいぞうこに入れて冷やします。

生地を ひやす??? なんで 生地を ひやすの?

それは、生地を良い状態にするためです。

よい じょうたい?にするって… なに?

それは、おいしいクッキーを作るために大切なコト。って意味なんだよ。

ふーん そうなんだ。

生地を冷やすことについては、『コツ』の話のところであとから説明していきま~す♫

それでは、生地を冷蔵庫に入れる工程について、順番に見ていきましょう(^^♪

まずは、使う道具から紹介します

カードとサランラップを使います。

カード
     サランラップ

つぎは、工程です。

まず、サランラップをA3位の大きさに広げて、切り取り、テーブルに1枚 敷きます。

次に、カードを使って ボウルから 生地を取り出してください。

次に、取り出した生地を サランラップの中央にそっとのせます。

もう一枚、サランラップをA3位の大きさに広げて、切り取り、生地の上に ラップをかぶせます。

次は、生地を平らに伸ばしていきます。

やり方は、手の平を使って、サランラップの上から生地を押して伸ばしていきます。

厚みは1.5cm(センチ)位になるように伸ばしてください。

平らになったら、ラップで生地を包んでください。

冷蔵庫に入れます。

30分、冷やします。

これで、この工程はおわりです。

サランラップが生地の中に入り込んだり、破れたりしないようにしてください。

サランラップが破れたときは必ず取り除き、新しいサランラップに取り換えてください。

生地が冷えるまでしばらく待つ時間になります。

待っている間に、水分をとったり、洗い物や片づけを済ましておきます。

水分補給は大事だよ。

あと、洗い物や片づけを済ませておくと次の工程が ゆとりをもって取り組むことができるから おススメだよ(^^♪

次は、『コツ』の話。生地を冷やすことについて 説明していきます(^^♪

『コツ』の話|アイスボックスクッキーの生地はなぜ?冷やすの

結論から言うと、それは、生地を良い状態にするためです。つまり、食感が良くて味がおいしいクッキーになるために必要だから、生地を冷やす。と、なります。

ツキケキが紹介しているアイスボックスクッキーは冷やす工程が2回あります。

  • 1回目は、生地を作り終わった後、冷蔵庫で冷やします。
  • 2回目は、生地を丸めたりして形を整えた後、冷凍(とう)庫で冷やします。

どちらも、それぞれ目的があります。それは、次の『コツ』の話で説明していきます(^^♪

『コツ』の話|アイスボックスクッキーの生地を冷やす工程は2回。1回目、冷蔵庫で生地を冷やす目的って何?

さっそく見ていきましょう(^^♪

結論から言うと、つくった生地をなじませるためです。

粉合わせがおわった後の生地は 見た目は一つにまとまって見えています。でも、目に見えない生地の中の部分(中身)は 一つにまとまっていないんです。だから、外側だけでなく中身の部分までまとめるために冷蔵庫で冷やしてあげることが必要になってきます。

これを、専門用語で “生地同士がつながっていない” と私は表現しています。一言で言うと “…もろい状態…” そんな感じです。

それを、生地が冷たくなるまで 冷やしてあげると、見た目の外側だけではなくて、中身の部分まで 生地同士がくっついてくれます。こうすることで、生地の外側も中身も一つにまとまったと言えるようになります。これを、生地が良い状態になったといいます。

これを、専門用語で “生地が『なじむ』” といいます。

次は、生地がなじんで 生地が良い状態になると、どんなアイスボックスクッキーを作ることができるのか?について見ていきましょう(^^♪

『コツ』の話|アイスボックスクッキー生地を冷蔵庫で冷やして 生地をなじませる のは何で?

結論から言うと “生地がなじむ” ことで 食感が良くて 味がおいしいクッキーになります。また、冷蔵庫で冷やした後は 生地を丸めたりして形を整える工程があるのですが “生地がなじんでいる” と、その工程もやりやすくなります。

『なじむ』についての理解が深まったところで、次は、2回目の生地を冷やす目的について『コツ』の話で説明していきます(^^♪

『コツ』の話|アイスボックスクッキーの生地を冷やす工程は2回。2回目は、生地を丸めたりして形を整えた後、冷凍(とう)庫で冷やします。その目的って何?

さっそく見ていきましょう(^^♪

結論から言うと、冷凍(とう)庫で冷やして固めることで、包丁で ザクザク と 切る ことが できるようになります。包丁で生地を切って、鉄板に並べて、オーブンに入れて、焼いて できあがるのが、アイスボックスクッキーです。

まず、1回目で冷やした生地を冷蔵庫から取り出して生地の形を好きなカタチに整えます。私は丸い筒上にしていきます。筒状にしたら、それを冷凍庫に入れて固めます。カチコチにする必要はありません。棒付きアイスクリームくらいの硬さ(葉で噛むと硬いけれどしっかり噛めば噛み切れるくらいの硬さ)まで冷やします。

冷凍(とう)庫に入れる工程は、step7で詳しく解説します。

さて、冷やす目的についての理解が深まったところで、次は 冷蔵庫・冷凍(とう)庫で冷やす時間について『コツ』の話で見ていきましょう(^^♪

【#コツの話】アイスボックスクッキーの生地を冷やす時間は どのくらい 冷やせばいいの?

結論から言うと、

✅ 冷蔵庫の場合・・・・・・30分~

✅ 冷凍(とう)庫の場合・・・1時間~

この時間を一つの目安にして、冷やす時間を判断していきましょう。

  • 冷やす時間は、庫内の温度によって変ります。
  • 生地の厚みによって冷やす時間は変わります。
  • 目的は生地の中心までしっかり冷やすことです。

では、次に進みましょう(; ・`д・´)。

※ step7 に入る前に|生地を分割(ぶんかつ)する|生地を成形(せいけい)する|について解説

ぱん

えっ、きじ を…ぶ、ぶ ん か つ…? して、 せ い け い…?…して…って何?

むずかしい言葉だよね。まずは、この分割と成形について『コツ』の話からスタートです。

【#コツの話】分割と成形って何?

  • 結論から言うと、
  • 分割は、生地を均等に切り分けて 作業しやすくすることを 分割(ぶんかつ)。
  • 成形は、生地を好きな形にすることを 成形(せいけい)と呼びます。

生地を均等に切り分けるというのは、例えば、ひとつにまとめた生地を4等分に分けたりすることです。きっちり均等に分けたい場合は、計量器を使います。計量器を使って、グラム数を計(はか)りながら生地を切り分ける(取り分けて)いきます。

   計量器

次は、生地を切り分けるとき ・ 成形するときに 使う道具・使うモノ について見ていきましょう(^^♪

【#コツの話】生地を切り分けるとき ・ 成形するときに使う道具、使うモノって何?

カード と うち粉です。(※氷水は必要があれば準備します)

     カード
     うち粉(こ)
      氷水

※うち粉は 強力粉 のことです。

氷水のこと、うち粉のこと、順番に『コツ』の話で見ていきましょう(^^♪

【#コツの話】氷水は なぜ 必要?

結論から言うと、氷水の中に手を入れて、手を冷やすためです。これは、手が熱いと、冷蔵庫で冷やした生地が柔らかくなってしまうからなんです。

生地をさわる前に手を冷やして成形すると生地を良い状態のまま保つこともできて、作業性も高まります。ただし、生地をさわるときは 手が濡れていないことをちゃんと確かめてから さわるようにしてください。手が濡れているときは、ペーパータオルなどで水気をしっかりとっておきましょう。

私自身、手が熱くなりやすいので、アイスボックスクッキー生地を作るときは氷水を使って 手を冷やすことが多いです。もちろん、手が熱くなりにくい方は準備する必要はありません。なので、氷水が必要かそうでないかは人によりますので、ご自身で判断してみてください。慣れないうちや心配な時は氷水を準備しておいてください。

手、つめたーい。ってなるので、無理はしないようにしてください。

【#コツの話】うち粉は なぜ 必要?

結論から言うと、手やテーブルに生地がくっつかないようにするために使います。うち粉はいつ使うの?それは、成形するときに使います。

ぱん

くっつかない・・・の? うち粉っていうのをつかうと・・・

そうなんだよ。不思議だよね。

☑ この うち粉は、手でふれるとサラサラしています。

☑ このうち粉の正体は…「強力粉」です。

☑ 使い方は|手につけたり|生地に振りかけたり|テーブルの上にまいたり|して使います。そうすることで、作業性が良くなります。つまり、成形しやすい(形を整えやすくなります)。この うち粉を使って、生地を上手く成形していきます。

初めて生地を成形するときは、うち粉をたくさん使うことになります。でも、それでも かまいません。だんだんと、うち粉をできる限り使わなくても成形することが できるように練習を していきましょう。

ちなみに、うち粉は少なくすめば すむほど、食感が良くて おいしい生地を作ることができます。

※今回でてきた「強力粉」と お菓子生地を作るときによく出てくる材料「薄力粉」。どちらも同じ「小麦粉」です。この「強力粉」と「薄力粉」の違いについては、こちらの記事で詳しく解説しています。興味のある方はこちらの記事を参考になさってください。

小麦粉編 ① 薄力粉と強力粉の違いって何 ? ①薄力粉と強力粉の違いって何? Photo by Immo Wegmann on Unsplash ...
ぱん

ぶんかつ せいけい こおりみず うちこ のこと わかってきたよ

そうだね。それじゃ次は、実際に生地を分割して成形していく工程を見ていきましょう(^^♪

【step7】生地を分割(ぶんかつ)して、成形(せいけい)して、冷凍(とう)庫に入れる

それでは、順番に見ていきましょう(^^♪

まず、テーブルの上をきれいにします

テーブルの上はきれいにしておいてください。汚れていたり、ゴミがあると、生地の中に入ってしまうからです。テーブルの上をきれいにしたら、必要な道具と使うモノを準備します(カード うち粉 氷水)。

次は、冷蔵庫で冷やしておいた 生地 を取り出します

  • 道具と使うモノを準備したら、生地を冷蔵庫から取り出します。
  • 取り出した生地は一旦、テーブルのすみっこに置いておきます。

次は、うち粉を つけます

  • まずは、手の平に うち粉を つけます。
  • 次に、テーブルの上に うち粉を ふりかけます。

次は、サランラップ取りはずして生地を取り出します。

  • 取り出した生地は、うち粉を ふりかけたテーブルの上に置きます。
  • 生地の表面に うち粉を ふりかけます。

次は、分割(ぶんかつ)です。

  • 使う道具は カード です。
  • カードを使って、生地を4等分~8等分に切り分けます。

キッチリ切り分けることができなくても大丈夫。大体おなじくらいの大きさになっていればOKです。

※何等分するかの目安は、慣れない最初の頃は6等分~8等分。慣れてきたら4等分位を目安に切り分けると成形(せいけい)が やりやすく なります。でも、切り分ける大きさは自由に決めて良いので、ご自身の やりやすい大きさに 生地を切り分けてみてください。

次は、成形(せいけい)です。

※レシピでは直径4cmの丸い筒型で作っていきましょうと紹介していますので、今回は、このカタチで作るやり方で進めていきます。

トイレットペーパーの芯をイメージしてみてください。このサイズ感が一番成形しやすくておススメです。

  • 自分の手で、丸い筒型に成形していきます。
  • 小さなお子さんの場合は、手の平の大きさに合わせて生地を取り分けてあげると、カタチをととのえやすくなります。
  • 成形したら、生地をサランラップでピッタリ密着させて包みます。
  • これで、成形はおしまいです。

サランラップが破れたり、生地にサランラップが巻き込んでいる場合差の対処法。

破れたサランラップは必ず取り除いてください。

巻き込んでしまったサランラップは生地から取りはずして、包みなおしてください。

サランラップで包んだ生地を冷凍庫に入れます

残りの生地も同じように成形して、冷凍庫にすべて入れます。これで、成形の工程はおわりです。

ここで、成形についての『コツ』の話をお届けします。

【#コツの話】成形している間に、残っている生地が やわらかくなってくる… なにか対策はある?

  • 結論から言うと、
  • 生地を分割したら、一つずつラップにくるんで一旦 冷蔵庫に戻します。そうすることで、やわらかくなるのを防ぐことができます。

成形するときは、1個ずつ冷蔵庫から生地を取り出してきます。

生地の状態を保つための工夫は、良い生地をつくるために とても大事なことなので、是非このやり方を試してみてください。

【#コツの話】空洞はなぜ?できる。

  • 結論から言うと、
  • 空洞や隙間の原因はやみくもにこねたり、こねすぎが原因で起こります。この『こねすぎ』は味や食感にも影響してくるので 気をつけていきましょう。

【#コツの話】空洞や隙間は なんでダメなの?

  • 結論から言うと、
  • ダメではありません。
  • えっ?だめじゃないの?
  • はい。空洞や隙間があると、穴があいたクッキーになってしまいます。でも、見た目だけの問題なので、味には影響はありません。

空洞や隙間ができる理由は『こねすぎ』が原因でしたね。私個人の意見としては、味や食感を大事にしているので、むしろ『こねすぎ』ないことが重要です。もし、空洞や隙間が気になるときは、次の工程オーブンに入れるで調整することができます。調整のやり方は(生地を包丁で切って、鉄板に並べたとき)にでるはしっこの部分を使って空洞や隙間を埋めることもできます。

この段階では『こねすぎない』ことに気をつけて成形していきましょう。

ここがポイント

あいている穴は気にしない

こねすぎない

どうしても空洞や隙間が気になるときは、次の工程で調整しよう

【#コツの話】空洞や隙間を つくらない『コツ』は?

  • 結論から言うと、
  • こねる回数をできる限り少なくして形を整える工夫をします。
  • そのヒントは『こねる』ではなく『くっつける』です。

成形は粘土をこねるような要領で形を整えていきます。このこねるの楽しいんですよね…。そのためでしょうか…形を整えることについつい夢中になってしまって、必要以上に生地をこねてしまう。と、いうことが起こります。

こねる回数が多いほど生地の中に空洞ができてしまったり、隙間ができやすくなってしまいます。つまり、結果的に やみくもに こねているだけ という状態になってしまうのです。

では、どうしたら、できる限りこねる回数を減らすことができるのか? そのためにはどうしたらよいか?。そこで出てくるのが『こねる』ではなく『くっつける』という考え方です。

こねる という感じよりも、生地同士を『くっつける』感覚で形を整えていく。そんなイメージを持ちながら生地の成形に取り組んでみてください。生地同士をくっつけていきながら成形していくコトで こねる回数が減り、無理なくこねすぎ対策につなげていくことが できるようになります。

『こねる』と『くっつける』この違いを理解して使い分けることができるように 少しづつ慣れていきましょう♫

※生地を冷凍庫に入れる所まで できたら、ここから先の工程は翌日に持ち越しましょう

次の工程は、いよいよ生地をオーブンに入れて焼いていく工程です。

と、言いたいところですが、、、、ちょっと一息( ̄▽ ̄)¡。『ふーーーーっ』。

時間と体調と相談をして 無理することなく進めるようにしてください。水分の補給、洗い物や片づけを済ませて 今日の作業はここまでにします。

ツキケキサン

できあがった生地は1日冷凍庫に入れておきます。 私達もしっかりと身体を休めて、次の工程を迎えましょう。

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ツキケキサン

翌日になりました。作業再開です(^^♪

5.生地を焼く

アイスボックスクッキー生地 最後の工程です。

生地を焼く工程の流れ、順番に見ていきましょう ‹(・.・)¡

最初にやること|温度設定をしてスイッチON。オーブンを温めます。

生地を焼く工程で一番最初にやることはオーブンを温めるとこから始まります。

順番に見ていきましょう(^^♪

  • まず、オーブンの電源ボタンを押します。
  • 次に、レシピを見ます。
  • 設定温度と書いてあるところを探します。
  • 見つけたら、レシピに書いてある設定温度の数字と同じになるように、オーブンの温度を設定します。
  • 設定することができたら、オーブンのスタートボタンを押してください。

スタートボタンを押したら忘れずに確認しよう|オーブンは動いていますか?温かくなってますか?

オーブンがちゃんと動いているかどうか、温度は設定温度に設定されているか。この2つを確認しておくことはとても大切です。

スタートボタンの押し忘れ、設定温度の設定間違いに気がつけたら、すぐにやり直します。

ツキケキサン

必ずこの2つを確認してから、次の工程へ進みましょう。

※オーブンが設定した温度に温まるまで、どのくらいの時間必要かは使っているオーブンによって異なります。なので、慣れないうちは 設定温度までオーブンが温まるのを待ってから次の工程へ進むことを おすすめします。

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次は冷凍庫から生地を取り出して包丁でカットします

テーブルの上はきれいにしておいてください。

汚れていたり、ゴミがあると、生地の中に入ってしまうからです。 

必要な道具の準備が出来てから、生地を冷凍庫から取り出してください。

  • 鉄板、クッキングシート、包丁を準備します。
  • 鉄板にクッキングシートを敷きます。
  • 冷凍庫から生地を取り出します。
  • 生地からラップを丁寧に取りはずします。

ラップが破れたり、生地にラップが巻き込んでいる場合は取り除いてください。

  • 生地を8mm(ミリ)の厚さにカットしていきます。
  • カットした生地をクッキングシートの上に並べていきます。
  • カットする厚みはお好みでもOKです。
  • カットした厚さによって焼く時間は変わってきます。

ここで『コツ』のお話です。

カットした生地を上手に並べるコツは、ドット柄をイメージしてみてください。ドット柄のように等間隔で並べていくときれいに並べることが出来ます。クッキングシートの下に目印になる模様を敷いてみるのも良いと思います。いろいろ工夫してみましょう。並べ方のバランスを確認するときは、一歩離れて見て確かめてください。

焼く(生地を焼く)

順番に見ていきましょう。

まずは、オーブンの温度を実際に焼く温度に設定し直します。

  • 次に焼く時間を設定します。
  • 設定が終わったら、オーブンの扉を開けて生地を並べた鉄板をオーブンに入れます。
  • オーブンの扉を閉めて、スタートボタンを押します。
  • 出来ましたか?

大事なポイント!!

  • 鉄板をオーブンに入れるとき、オーブンの扉が開いている時間を出来る限り短くするように意識してみてください。
  • 扉の空いている時間が長ければ長いほど、せっかく温めておいた熱が逃げて、温度が下がってしまうからです。
  • 焼き上がりまで待ちます。
  • 待っている間に、水分の補給、洗い物や片づけをします。

ちゃんと焼けるかなー。ドキドキの時間です。

できあがりーーーー!!

  • ブザーが鳴ったら、オーブンの扉を開けずに1回中の様子を見ましょう。
  • 扉の中から焼きあがった生地を見ます。
  • 焼きあがったかどうかの確認作業です。

生地のふちをよーーーーく見てみてください。

  • 生地のふち周りを見ます。
  • こんがりきつね色に焼き色がついているか、よーく全体を見ます。
見えましたか?きつね色ってちょっとむずかしいよね、、、、おいしそうな色ってのがいいよね!
  • 生地のふち周り全体に焼き色がついていたら焼き上がりのサインです。
  • まだのときはもう少し焼きます。
まだのときはオーブンからはなれないで。扉のむこうの生地とにらめっこです(ー_ー)!!。

いよいよ焼きあがりました。

  • 軍手をします。
  • 焼きあがった生地を扉を開けて取り出します。
  • 火傷しないように気をつけましょう。
鉄板がとっても熱くなっているので 軍手を必ずつけましょう。ないときは ぬれたふきんを使って 直接手で鉄板をさわらないように気をつけてください。やけどしてしまいます。

オーブンから取り出した後は?どーしたらいい?!

  • オーブンから鉄板を取り出したら、テーブルの上まで移動します。
  • そのまま常温で冷まします。

  • 冷ます時間の目安です。
  • 夏、秋は1時間程度
  • 冬は30分程度で冷めてきます。

いいかがでしたか?ここまで上手くできましたか?

もしも、うまく焼けなかったら、、、、

  • うまく焼けなかったとしても、設定した時間が経過してオーブンが鳴ったら取り出しましょう。
  • 同じ手順で生地を冷まします。

失敗の原因を考えてみます。

  • バターは溶けだしていなかったかな?
  • バターと塩と上白糖を入れて混ぜ合わせたとき、白っぽくなるまでしっかりと泡立てたかな?
  • バターと塩と上白糖を入れて混ぜ合わせたとき、すり混ぜるようなや混ぜ方で真っ白になってはいませんか?
  • 卵を生地と混ぜ合わせるとき、入れる回数を分けて少しずつ卵を生地に馴染ませていくことは出来てたかな?
  • メープルシロップと生地の混ぜ合わせ方はうまくいってたかな?
  • 薄力粉と生地を合わせるとき練ってなかったかな?
  • 生地を成形するとき、こね過ぎていなかったかな?
  • 生地を成形するとき、手の平が温かくなっていなかったかな?
  • 生地が溶けてきて、べちゃべちゃしてなかったかな?
  • オーブンの温度はちゃんと温まっていたかな?

自分なりに気が付いたことがあればレシピにメモしてみてください。

今日の まとめ です

いかがでしたか?アイスボックスクッキー生地作り。1回目は必要なモノを揃えることや、作り方を追っかけることで精いっぱいだったと思います。

でも、最後までがんばったこと。ひとつのお菓子が形になったこと。どちらもとってもすごいことなんです。今日上手く出来た方も、そうでなかった方も本当にお疲れ様です。 これからもおいしいアイスボックスクッキー生地が出来た時の達成感や大切な人が「おいしい」と言ってくれた時の幸せな気持ちを大切にしながら繰り返し作り続けてみてください。

おまけのコーナーです。

この【アイスボックスクッキー生地】の開発秘話ヒストリーです。

スポンジ生地と同じで何度も何度も改良を重ねました。中でもメープルシロップと卵の分量の微調整には苦労しました。成形方法についても出来る限り少ない回数で成形するにはどうしたらよいか試行錯誤の末によーやく生まれた生地です。

この生地はお菓子生地作りの中では工程数が多いのが最大の特徴だと思います。特に混ぜると泡立てるの違いをつかんでおくことはポイントになってくると思います。バターの混ぜ方、上白糖や塩が入ってからの混ぜ方、ホイッパーをちゃんと使いこなせるようになることも大事な要素です。

成形や分割に入ると生地の扱い方が重要なポイントになってきます。最初から最後まで生地の状態をいかに良い状態で保つかがおいしさの『コツ』になる生地だと思います。

泡立て作業はとても大変なので、子供たちと一緒に協力し合いながら作ると楽しいお菓子作りが出来るのではないのかなと思います。

生地の泡立て方や生地の状態を良い状態で保てる加減を上手に扱えるようになると、ココア生地のアイスボックスクッキーを作ることも出来るようになります。是非、繰り返し繰り返し作り続けてみてください。

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アイスボックスクッキー生地は生地に直接手を触れながら作ることが出来るお菓子生地です。工程数が多い分、出来上がったときの達成感は最高です!

生地が余ったときは子供たちと一緒に自由に創作してみてくださいね(^^♪

これからも一緒に勉強続けていきましょー!

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あとがき

え(*’▽’)、手???……だけ?

ずっと手で…泡立てます

生地をこねます…手で

包丁を使います…手で

ずーーーと手だけ な・ん・で・す!

ちょっと不安( ;∀;)…かも,,

「腕 とっても!! 疲れるよね」

でも、スポンジケーキ、シフォンケーキと進んできた みなさんなら大丈夫です。

失敗しても『うろやたま』。

つまずいても大丈夫。

できるようになるまで続ければ、必ずできるようになります!

それでは、はじめていきましょう(^^♪

最後まで読んでくださり

ありがとうございます

“(-“”-)”

tukikeki SUN