スーパーで買える材料(5つ)と100円ショップで売っている道具・家にある食器・家庭用のオーブン機能付き電子レンジ・ハンドミキサーは使わずに作るホールケーキを紹介します。
レシピ
苺はちがう果物を使ってもらっても構いません。
いつも利用されているお店で購入できる材料を使ってください(^^♪
<スポンジケーキ> | ※5号(直径約15cm)サイズ1台分の材料 |
卵 | 120g |
上白糖 | 90g |
薄力粉 | 68g |
<生クリーム> | ※氷水を別途準備してください |
グラニュー糖 | 15g(上白糖でもOK) |
生クリーム | 300g |
<果実> | ※他の果物に置き換えてもOK |
苺 | 1パック |
レシピのダウウンロードはこちらから👇
生クリーム
5号サイズのホールケーキを作るときは300mlくらいの生クリームが必要です。
生クリームとグラニュー糖2つの材料だけでもちゃんと泡立ちます。味もおいしく作ることはできます。
生クリームは38%以外にも35%や42%から47%のモノが売られています。数字が高いほど脂肪分が多めになり濃厚差が出てきます。300ml程度の量だとさほど差は感じません。安く売っているモノがあればそちらを選びましょう!
スーパーでよく売られている生クリーム1パック分の分量は200mlです。200mlの量でも5号サイズのホールケーキは作ることはできます。サンドするクリームを減らしたり、表面を絞り袋でデコレーションすることをしなければ、200mlの量でも作ることは可能です。
ただし少し少ない量にはどうしてもなってしまいます。生クリームは少なめの方がいいなど好みで決めていただいて構いませんので、ご自身で判断してみてください。
より詳しく生クリームのことについて興味のある方はこちらをどうぞ
さらに詳しく生クリーム
スーパーへ行くと、純生クリーム・ホイップクリーム・絞り袋に入ってるホイップクリームなどいろいろな種類のクリームを手に入れることができます。順番に一つずつ見ていきましょう(^^♪
純生クリームは、フレッシュクリームと書いてあることもあります。値段は1パック200mlで300円前後から。私は味も風味も純生クリームがおいしいし好きなのでこの純生クリームを使います。
ケーキ屋さんは純生クリームを使っていることが多いです。乳脂肪分の高いクリームを選ぶと値段も少し高くなります。私は乳脂肪38%と47%のクリームを使い分けています。今回は脂肪分38%の純生クリームを使っていきます。
ホイップクリームは、値段は1パック200mlで150円前後から。原材料は植物油脂や安定剤などを使っています。特徴は純生クリームと違って、扱いやすいこと。クリームの状態が安定しやすいように作られているクリームです。
初めてのお菓子作りでデコレーションをするぞ!。ってときはホイップクリームも選択肢の一つになると思います。なんといっても失敗しにくいです。
デコレーションするときにクリームを絞りますが、もう一回やり直したいな。うーんもう一回。と、こんな経験みなさんはありませんか?。このやり直しが比較的しやすいのがこのホイップクリームです。ただし、その分、味や風味は純生クリームと比べても劣るのかなと私は思います。
袋に入っているホイップクリームは、絞り袋という透明な袋に入っていて、三角形の形をしています。袋に入ったホイップクリームが冷凍されて売られているモノもあります。解凍したらそのまま絞って使うことができます。
泡立てる手間がいらなくて、クリームを絞り袋に移し替える手間もいらない すぐに使える 便利なホイップクリームです。
お菓子生地作り大学では【純生クリーム】で解説していきます。
お菓子作りの約束
自分も相手も怪我しないさせないためのポイントを解説しています。
ステップ1|つかうもの
次は 必要なモノを確認してみましょう(^^♪
中にはたりないモノや無いモノもあると思います。そんな時は購入する前に、今お家にあるモノで代用できないか工夫してみてください。
<材料>
必要な材料はレシピを見て確認してください。
<道具>
スポンジ生地をスライスするのに必要な道具(波刃※パン切り包丁)
もしなければ、スライスせずに作っちゃいましょう≪(・・)¡
最後に苺をサンドしたり、側面や表面に生クリームを塗るために必要な道具の紹介です。
- ナッぺ*
- ゴムベラ
- 回転台*(無くても出来ます。お皿を重ねて代用してもOK)
- お家にあるスプーン(8ぶだて*にするときに使います)
よくテレビなんかでパティシエさんがクリスマスケーキを作っているときに、生クリームをスポンジ生地にきれいにぬっている姿が映し出されていますよね。その時にパティシエさんが手に持って使っている道具がこのナッぺです。呼び方はいろいろあるみたいでパレットナイフ、スパテラやスパチュラと呼ばれています。私はナッぺと呼んでいるので解説もナッぺでさせていただきます。
まるい板の上にスポンジ生地をのせて、クルクル回転させながら生クリームをぬったりするときに使います。…実は、回転台がなくても、生クリームをぬることはできるんです。お皿や平らな板みたいなモノなど工夫次第で代用することができます。お皿を重ねるのは心配という方は、お皿一枚でやってみてもOKです。
泡立てた生クリームの状態を伝えるときに使う表現です。0ぶは液体 8ぶはやわらかいクリーム 10分はクリーム それ以上になるとボソボソしたクリームと表現します。
※8ぶだての目安は 生クリームをスプーンですくって、そのスプーンをゆっくり斜めに傾けたとき ゆっくりと垂れ下がってきて、ポタッと落ちる程度のかたさが目安になります。
ステップ2|手洗い
ステップ3|材料をはかる
ステップ4|スポンジケーキを作る
① 卵に上白糖をぜんぶ入れる。
② 泡立て器でかき混ぜる。
③ 薄力粉をぜんぶ入れる。
④ ゴムベラで混ぜ合わせる。
⑤ 型に入れる。
⑥ オーブンに入れる。
⑦ スポンジケーキが焼きあがる。
⑧ 新聞紙の上にスポンジケーキを置いて、スポンジケーキの表面にクッキングシートをふわっとかける。そのまま、焼きたてアツアツのスポンジケーキが冷めるまで待つ(30分から1時間くらい)。その間に次の工程(step5)へ進む
ステップ5|仕上げ
➊ 苺のへたとをとる。※飾り用4粒をよけておいて、残りの苺は半分に切る(切る大きさは4分の1の大きさなどお好みでかまいません)。
❷ 生クリーㇺを泡立てる。
❸ 生クリームを取り分ける
84gを3つとります。あまりが出ますが それは調整用で使ってください。使い切らなかった生クリームはお料理やコーヒなどに入れて召し上がってください。
❹ スポンジケーキを2枚にスライスする
❺ スライスしたスポンジケーキ1枚を置いて、サンド用生クリーム大体3分の1をぬる
❻ 苺を生クリームの上にならべる。
❼ 苺の上にサンド用生クリームの残りの大体3分の2をぬる。
❽ スライスしたスポンジケーキ2枚目を生クリームの上にのせる。
❾ スポンジケーキの上に下ぬり用生クリームをぬる。
※終わったら冷凍庫に10分入れとくと次の工程がやりやすくなります。
❿ クッキングシートに移す
※難しいなと感じたら、クッキングシートに移さずに 次の工程へ進んでください。
⓫ 上がけ用生クリームをかける。
⓬ 飾りつけをしたらできあがり。
完成
きょうのまとめ
今回は
- ☑使う材料は5つ
- ☑ハンドミキサーは使いません
- ☑家庭用オーブン機能付き電子レンジ
で作るホールケーキを解説してきました。
特に、材料や道具といった 作る前の段階の所をくわしく解説させていただきました。
最初の準備段階が少しでもスムーズに進められることができたら嬉しいです。
また、
今回作ってみて、
より本格的なホールケーキについてもっと詳しく知りたい。と
興味を持っていただいた方は
こちらの記事も参考になさってみてください。
材料や工程の数も増えたパワーアップバージョンのホールケーキのレシピと作り方のを解説した記事になっています。
「ホールケーキを自分で作りたい」
その想いをカタチにするために少しでもお役に立つことができていたら幸いです
それでは、今日はこれでおしまいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
また次回、お会いしましょう。
ツキケキサンでした。バイバイ(^^♪