茶こしで代用はOKです。
ステンレス製タイプの『ふるい』は、100円ショップで手に入ります。大きさは直径15cm程度のモノをよく見かけます。茶こしよりも間口が大きいので、使いやすいです。
木製の『ふるい』は、わくの部分が木枠で作られている『ふるい』のことです。網目の所は木製ではないです。
メッシュは、網目の大きさを表すときに使う呼び方です。
『ふるい』についてくわしく見ていきましょう
『ふるい』は
丸い円の形をしています
温泉にある、風呂おけみたいな形をしています
丸い枠の底に、網目状のシートが敷いてあります
『ふるい』の中に、薄力粉を入れて揺らすと、薄力粉が網目の上から下に落ちてきます
こうやって、粉をふるうから「粉ふるい」と呼んでいます
お菓子生地作りでは、必ず使う道具(=必須道具)です
今回はこの『ふるい』の選び方について解説していきます
粉ふるいの選び方
- 3つのステップに分けて解説していきます
ステップ①
お菓子作り 始めて みようかなっていう人向けの『ふるい』は
(・・?
✅ 家にある茶こしで十分
- メリットは、粉ふるいの代用として十分つかえます。家にある茶こしを使えば買わなくてすむ。薄力粉を茶こしに入れるときは、スプーンを使えばOK。
- デメリットは、間口が小さいからちょっとやりにくい。スプーンを使うと時間はかかるけれど、粉をふるう目的は達成できます
ステップ②
お菓子作り 続けて みようかなって人向けの『ふるい』は
(・・?
✅ 100円ショップで売っている『ふるい』を使う
- メリットは、家庭用のオーブンで作る量のお菓子なら、この大きさで十分。大きさは直径約15cm程度のモノが売られています。形は特にこだわらないので、自分の好みのモノを選んでください。気をつけたいのは網目の大きさ。目安は茶こしです。茶こしの網目をよく見て同じくらいの大きさなら、粉ふるいとして十分使うことができます。
- デメリットは、茶こしより間口は大きくなったけれど、作業効率で言うと、まだ十分な大きさとは言えないところ。それくらいです。
ステップ③
お菓子作りが好きになった人向けの『ふるい』は
(・・?
✅ 製菓道具専門店で売っている『ふるい』を買う
- 価格は2,000円~4,000円台
- メリットは、間口の大きさ。とにかく、使いやすい。実際に手に取ってみて、自分にしっくり合うモノを選んでください。『ふるい』は毎回必ず使うので、自分に合った良いモノを選んで使いましょう!
- デメリットは、作業する分にはありません。大きい分、使わない時の保管場所に困る。保管場所がないときは、大きなビニール袋に入れてホコリがつかないようにしておいてください。保管するときは、ちゃんと洗って、しっかり乾燥させて、水気がない状態で保管してください。
◆最後に、ツキケキが使っている『ふるい』を紹介
ステンレス製の『ふるい』と木製の『ふるい』を使っています
大きさは、どちらも直径30cm程度です
なぜ両方 使うの
(・・?
それは、お菓子生地を作るとき、作業内容に応じて使い分けをしているからです
- ステンレス製の『ふるい』は、裏ごし*用
- 木製の『ふるい』は、薄力粉や上白糖をふるうとき用
と、使い分けて使っています
木製の『ふるい』は、薄力粉をふるう用の『ふるい』と上白糖をふるう用の『ふるい』2種類あります。上白糖用の『ふるい』は網目が大きいです。
お家で作るときは、茶こしや100円ショップで購入した『ふるい』で作っています
裏ごし*
『うらごし』と呼びます
『うらごし』って
(・・?
砂糖に卵、薄力粉を入れてかき混ぜて作ったモノを生地といいます。その生地を『ふるい』の中に入れます。すると、『ふるい』の網目を通って、下に生地が落ちます。そうすると、網目の上には きめの粗い生地 網目の下には きめの細かい生地 と、分けることができます。
この作業のことを『裏ごし』といいます。裏ごしは、水をろ過する目的と近いですね。
きめの粗い 細かい の違いは、食べたときの食感が変わるんだな ってくらいで 今はOKです。
おしまい🌕🍰