子供たちと一緒に作れる オーブンを使わないで作れるゼリー。そのレシピと作り方の解説。
缶詰みかん、ゼラチン(粉末タイプ)を準備します。
基本的な材料はこれだけだよ(^^♪
●レシピ
材料(ざいりょう)
詳しくみていきましょう
<材料> | <必要量> | <おいしさのひと手間> |
---|---|---|
みかんの缶詰 | 1缶 | |
シロップ(みかんの缶詰のを使う) | 180.0g | みかんの缶詰シロップは使うから捨てないでください。足りないときは、リンゴジュースで調整します |
リンゴジュース(濃縮還元) | 100.0g | ※パッケージの裏を見て確認してね |
グラニュー糖 | 28.0g | |
水 | 14.0g | 粉ゼラチンをふやかすために使うよ |
粉ゼラチン | 4.2g | 器に水を入れて、粉ゼラチンを入れる順番だよ |
コアントロー(洋酒) | 3.3g | ※コアントローの役目は香りづけだから、無くても作れるよ。 |
氷 | 分量外 | 氷水用の氷(でき上がったゼリー液を冷やすのに使います) |
ぷりんカップ(110cc)6個分くらいの分量です。
ただ、カップの大きさはあまりこだわらなくても大丈夫(^^♪ ぷりんカップがないときは、空いてる容器や器(プラスチックカップ)を使ってOKです。ただし、油分や汚れのない清潔な状態の器を使うようにしてください。
もう少しだけ おいしさのひと手間「コツ」のことについて解説していきます(^^♪
① ぷりんカップ(器)は*計量する前に準備しておきましょう。
*計量(けいりょう)…材料をはかること
(注)器は清潔なモノを使ってください。
② 計量したついでに、みかんの房を、器に入れて並べてしまいましょう。
ならべ終わったら、表面が乾かないように、軽くラップをかぶせておきましょう。
③ 計量したついでに、ゼラチンをふやかしておきましょう。
ゼラチンのふやかし方
- 器に水を入れる
- 水の中に粉ゼラチンを入れる
水の表面をゼラチンの粉でおおうようにすると良いです。
➃ シロップが足りない時は、リンゴジュースで調整して、二つ合わせて280.0gになるように計量しておきます。
どういうことか、詳しく見ていきましょう。
(例)
Q.みかんの缶詰シロップを180グラム(g)欲しいです。計ってみると148グラムしかありませんでした。たりなかった分をリンゴジュースで調整することにしまました。りんごジュースは何グラム必要ですか?
➊シロップは何グラムたりない?
180-148=32
シロップは 32グラム たりませんでした。
たりない分は、リンゴジュースで調整することにします。リンゴジュースは何グラム必要かを計算します。レシピにはリンゴジュース100グラムと書いてあるので、シロップの足りない分 32グラム をたし算します。
❷リンゴジュースは何グラム必要ですか?
100+32=132
りんごジュースは 132グラム 必要なことがわかりました。
みかんの缶詰シロップとりんごジュース、二つ合わせて280グラムになるように計量しなければいけないので、そのためには・・・せいりすると…
みかんの缶詰シロップは 148グラム ありました。りんごジュースはシロップのたりないぶんをたして 132グラム になりました。これをたして合わせると?
148+132=280
二つ合わせてちゃんと280グラムになりました。
この式を参考に、必要な量を計算してみてください。
●作り方
●使うどうぐ
手なべ ゴムベラ 茶こし ボウル
それでは、作り方を順番に見ていきましょう。
1.手鍋とスプーン、茶こしを準備します。
2.手鍋にシロップとリンゴジュース、グラニュー糖の順に入れます。
3.火にかけます。
火の強さは弱火です。
3.グラニュー糖が見えなくなるまでゴムベラを使って優しく混ぜます。
波立たせないように優しく優しくです。
4.グラニュー糖が見えなくなったらコアントローを入れてください。
同じように優しく混ぜます。
※コアントローがないときはこの工程はしなくて良いです。
5.鍋のふちがフツフツ沸騰してきたら火をとめます。
6.ふやかしたゼラチンをすべて入れます。
熱い液が飛び散らないように、そっと入れてください。
7.ゼラチンがなくなるまでゴムベラを使って優しく混ぜ合わせます。
波立たせないように優しく優しくです。
8.茶こしを使って裏ごしします。
9.氷水で冷やしながらゴムベラを使って優しく混ぜ合わせます。
同じように優しく混ぜます。
10.ゼリー液が冷めてきたら混ぜるのをやめます。
11.もう一度、茶こしを使って裏ごしします。
12.ゼリー液を器に流します。
13.器に軽くラップをかぶせて、冷蔵庫で冷やして固めます。
出来上がり(^^♪
●全体の流れ
- 材料の買い出し
- 道具の準備
- 計量する
- みかんの房を器に入れる
- ゼラチンをふやかす
- ゼリー液を作って器(カップ)に流す
- 冷蔵庫に入れて固まる まで 冷やす
- 完成
無理のないスケージュールで進めていきましょう。
お子さんと楽しみながら一つひとつの項目を進めてみてください。
(例えば)
材料の買い出しは…
買い出しリストを見ながら子どもたちと一緒に買い出しへ行ったり、一緒に材料を探してみたり、セルフレジを使って子どもたちが自分で会計の練習をしてみたり、大人はサポート役になってみたり。
ゼリーを作るときは…
みかんの房を器(カップ)に入れることを子どもたちにすべてお任せしてみたり、ゼリー液を器に流し入れることをお任せしてみたり。器に入れる量は均一じゃなくても大丈夫です(^^♪ 量に関係なく、計量を間違えずに、材料をもれなく入れて作ることができていたら、冷蔵庫に入れたらちゃんと固まりますので。
火を使う所もありますが、機械は使わないので、大人が少し補助をしてあげると 子どもたちが 殆どすべての工程に取り組むことができます。
これがゼリー作りの醍醐味です。
オーブンを使わないお菓子作りだからこそ、生地の状態の変化にずっと気を張っていないといけない。。。なんてことも ありません。
その分、子どもたちの「やってみたい!」をたくさん経験させてあげることもできます。子ども達のチャレンジしている姿や子ども達との会話を楽しみながら、ゼリー作りをしていただけたら嬉しいです。
子どもたちだけでなく、一緒に作るご家族の皆さんにとっても、ゼリー作りが楽しい時間になりますように。
❓ 作ったゼリーは?… その日のうちに、できるだけ早めに召し上がってください。
おしまい🌕🍰/