それでは、ここからは うまくいかない原因「理由」についてどんなモノがあるのか具体的に見ていきましょう。
- ☑作業する部屋の中は、寒くはなかったですか? 熱くはなかったですか?(作業環境はどうでしたか)
- ☑材料は、パッケージに書いてある 取り扱い方法で 管理 できていましたか?(材料管理はちゃんとできていましたか)
- ☑道具は、清潔で安全な状態で使うことができていましたか?(道具管理はしっかりできていましたか)
- ☑材料は、レシピ通りに計(はか)ることができていましたか?(計量ミスはありませんでしたか)
- ☑混ぜすぎ・合わせすぎ・時間のかかりすぎで生地の状態が悪くなってはいませんでしたか?(生地はうまく作ることができましたか)
- ☑設定温度まで温度が上がっていましたか、焼成時間は正しく設定できていましたか、焼成温度は適切に調整できていましたか?(生地を焼くとき、オーブンの温度管理はうまくできましたか)
- ☑作っているときイライラしてしまったり、あせってしまったり、不安になったり、緊張しすぎてしまったり、心や身体にゆとりをもって作ることはできていましたか?(体調は良かったですか?心も身体も元氣でしたか)
- ☑そもそも「何が分からないかが 分からない」そんな状態になってはいませんか? どんな些細なことでもかまいません。どこから分からなくなって、どこまでは理解できているのか一度ゆっくり時間をかけて情報を整理してみましょう。
大きく分けると この中にうまくいかなかった原因「理由」が入っていると思います。
この中から、どれかあてはまるモノがないか、一度ご自身で振り返ってみてください。
もし、あてはまることがあったら それはいくつありましたか?
.(・_・)。
うーん、どうだったかな‥‥
時間はかかっても良いので ひとつずつ振り返っていきましょう。
まずは 作っていたときのことを思い出してみます。
どこかに「これかもしれない」と、思いあたるところ…ありませんか?。今まで取り組んできた工程を振り返ってみます。
レシピを見返してみたり・動画で撮った様子を見返してみたり・頭の中でイメージしてみたり、やり方は様々です。ご自身にあった振り返り方でやってみてください。
例をいくつか紹介します。
- 「これかもしれない」と、思うところがあれば、それをノートに書き出してみる。
- 事前に自分で書いたメモなどがあればそれを読み返してみる。
- できあがった生地の状態をよく観察してみる。
など、「なんで」うまくいかなかったのかをじっくり考えて、一度 整理してみましょう。
ちなみに私はこんなふうに振り返っています。
洗い物をしながら 作った手順や作っているときの様子を振り返ってみたり。それでもダメなときは 散歩したり、お風呂に入ってるときに考えたりしています。
技術的なことであれば 繰り返し作ることで、おいしい生地を作ることは できるようになります。問題は それ以外のところです。
技術的なこと以外の部分で うまくいかなかった原因「理由」が見つかったときは、まず そちらを優先的に解決します。例えば、材料のはかり間違い・温度の設定間違いなどがあります。
見当がつけば あとは解決していくだけ。ブログ記事や音声配信・YouTube動画の中からあてはまる部分を見つけて、そこを読み返したり、聞き返したり、繰り返し見たり してみてください。
自分で考えてみたけれど どうしても解決できない(一一”)、そんな時は Q&Aでも受け付けているので お問い合わせから質問してみてください。
≪(・_・)¡
そうなんだ…。かいけつするときの じゅんばんも だいじなんだね。
そうだね。でも、 あきらめずに「またやろう」
今日のまとめ
これで お菓子生地作りにまつわる5つの力|焼く力編「お菓子生地を焼くって?そもそもどういうこと?」の話は おわりです。
「お菓子生地を焼くってこういうことなんだ」ということが少しでも伝わっていたら嬉しです。
オーブンのすきまからでてくるお菓子生地が焼けるときの良い匂い~良い香り~(^^♪。みなさんも ぜひ 体験してみてください。
それでは、また次の「#コツの話」でお会いしましょう。